学習への関心欲

学習塾を長年していると「勉強が好きな子、または得意な子」と「勉強が嫌いな子、または苦手な子」に多く出会います。

前者には、知識を得てより深く知りたいと関心を持つ子がいます。

この子たちは、できない問題が出た場合、問題集や教科書をしらべます。そのため、「へぇ、こんなふうに考えるんだぁ」とか「なるほど~」などと思う機会にであいます。そしてこの形がスパイラルし好奇心と学習意欲の好循環を育みます。

しかし後者の場合、問題を解いても「早く終わらせたい」という気持ちが先行して問題文をよく読まない、また飛ばし読みするなどの傾向がみられ、問題文の意図や意味が分からず進んでいきます。

そのためケアレスミスや答え方もあべこべな答え方になって学びが薄くなります。

後者の場合、問題数を多くとくことができますが、学びが薄くなる傾向にあります。やはり、前者の方が深く学べますし応用のきくかたちになり、将来仕事などにも活用できる部分が多くなります。

回り道になりますが、この学習意欲の好循環を育むことができれば将来より深く、そして広く物事をみれる人物になれると感じています。

今年度は、この部分にも力をいれて教室全体で指導していきたいと考えています。